ダンスで、理科を学ぼう~流れる水のはたらき~」関連資料のご案内

2009 年 5 月 8 日

NPO法人子どもとアーティストの出会いは、企業・学校と連携しながら新たな教育実践を行うNPO法人企業教育研究会(所在地:千葉県千葉市、理事長:藤川大祐)と共同で、2008年12月3日~5日に京都市立乾隆小学校(所在地:京都市上京区、校長:中東佳和)において、理科学習とダンスを組み合わせた授業を実施いたしました。つきまししては、実施内容を資料としてまとめましたのでお知らせいたします。

 

「ダンスで、理科を学ぼう」は、教科学習とダンスワークショップの相乗効果により児童らの科学への興味・関心を引き出すとともに表現力の向上を目指した新しい取り組みです。当団体は、2006年より本プログラムを京都市内の小学校2校で実施しています。今回、2008年度の授業に関して記録映像集(DVD)を公開し、加えてNPO法人企業教育研究会による内容の考察に関する紀要論文を、本プログラムとして初めて発表いたしました。
論文では、理科の「通常の授業による事前学習」と、本プログラムのような「身体性を伴った学習」との関係性について論じており、子どもたちの理解をより深めるために、二つの学習を相互補完的に組み合わせることが有効であることを示唆しています。芸術と子ども達の教育に関する関係性について学術的な見地から考察した論文はあまり例がなく、今後の本プログラム展開への一つの指針となるものだと言えます。当団体では、今後も本プログラムの普及を推進する予定です。ぜひ、今後ともご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。

 

【作成資料】
資料をご希望の方は、NPO法人子どもとアーティストの出会いまでお問合せください。

1)DVD資料「ダンスで、理科を学ぼう~流れる水のはたらき~」
2)紀要論文
  タイトル:身体性を伴った理科学習についての試論 —「ダンスで、理科を学ぼう」の授業分析—
 発表日 :2009年3月
 発表文献:千葉大学教育学部授業実践開発研究質編「授業実践開発研究 第2巻」

 

【参考:2008年度の実施概要】
主催:NPO法人子どもとアーティストの出会い、NPO法人企業教育研究会
日時:2008年12月3日(水)、4日(木)、5日(金)各日10:50~11:35
会場:京都市立乾隆小学校(京都市上京区寺ノ内千本東入る1丁目下る姥ヶ寺ノ前町919-3)多目的室
対象:小学5年生 44名
参加アーティスト:北村成美(ダンサー、振付家)

 

お問合せ先
NPO法人子どもとアーティスとの出会い
tel 090-6731-8598、fax 075-231-8607

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