世界遺産の下鴨神社「糺の森」で、 「京都洛北 まちくさみっけ!」を開催、参加小学生20名を募集

2011 年 9 月 19 日

NPO法人子どもとアーティストの出会いは、「京都洛北・森と水の会」が主催する「京都洛北 まちくさみっけ!」のプログラム企画・運営に参加します。これは世界遺産である下鴨神社「糺の森」で、お気に入りの“雑草”の写真を撮って好きな名前をつける小学生対象のワークショップで、12月4日(日)に開催いたします。同ワークショップは自然の持つ多様性と個性を尊重することの大切さを、未来を担う子どもたちに伝えることを目的としており、参加する20名の小学生を募集します。

「まちくさ」とは、身近に生える雑草のことです。このワークショップは、鎮守の森として古来から人々に大切にされてきた下鴨神社の「糺の森」を舞台に、日常の喧騒を離れた中で草花と向き合うこと。そしてお気に入りの「まちくさ」の写真を撮り、好きな名前をつけることで、普段見慣れたはずの草花の中に個性を発見し、子どもたちの自然への興味や新しい感性を育みます。

【まちくさ博士と飛び出すまちくさカードを作成】

ワークショップには、まちくさ図鑑と絵本を自主制作する京都在住のアーティスト「しげもとしんぺい」がまちくさ博士として、NPO法人子どもとアーティストの出会い」が運営に参加します。まちくさ博士が子どもたちの自由な感性、発想を引き出し、伝えたいことを「表現」の域にまで高めることで、自然観察が忘れられないアート体験になります。
子どもたちは「まちくさ」を発表しあった後、開けると立体的になる「飛び出すまちくさカード」をまちくさ博士と一緒に作成します。草花に個性があるように、子ども同士の感性や表現方法に違いがあることを実感できます。

※参考資料

■「京都洛北 まちくさみっけ!」イベント概要

日 時:2011年12月4日(日) 13:00スタート、16:00終了
    雨天時は12月11日(日)に延期
会 場:下鴨神社※境内、研修道場
講 師:しげもとしんぺい(まちくさ博士)
対 象:小学1年生~6年生 20名(公募:応募者多数の場合は抽選)
持ち物:デジタルカメラ
参加費:無料
運 営:主催 京都洛北・森と水の会
   協力 下鴨神社
   協賛 日本写真印刷株式会社
   プログラム企画・運営 NPO法人子どもとアーティストの出会い

■申し込み方法

参加者の名前、年齢、性別、保護者の連絡先(電話番号、メールアドレス)を記載の上、
下記までお申し込みください。
※メールアドレスの件名は「まちくさみっけ!参加申し込み」としてください。

申し込み締切日:11月25日(金)
申し込み・問い合わせ先: NPO法人 子どもとアーティストの出会い
電話番号 070-5655-6903 FAX 075-231-8607 e-mail info@npo-kad.com

■京都洛北・森と水の会 概要

洛北ならではの自然と人との関わりを未来に継承させていくことを目的とし、京都市内の28寺社・1NPOで構成され2011年3月に発足。(詳細はホームページ参照 http://kyotorakuhoku.com/

<活動内容>
1.自然と人の調和が織りなす洛北の美しさとそれを維持してきた心を、「何かを感じ取りたい、本質に触れたい」と思っている人々にしっかり伝えていく。
2.自然と信仰が織りなす洛北文化の特長、先人の知恵、歴史的事実を探求し、それをひもとき、顕在化させていく。
3.洛北の自然のあるべき姿を語り合い、それを守っていく方向性を探っていく。

※下鴨神社「糺の森」
正式名称は「賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)」。東西の二殿の本殿はともに国宝。ご祭神は、古代の京都をひらかれた神さまで、山城の国一宮として京都の守護神としてまつられている。平安京が造営されるにあたって、まず当神社に成功のご祈願が行われて以来、国民の平安をご祈願する神社と定められた。
「糺の森」は古来(紀元3世紀)からの植生をもつ原生林であり、鎮守の森として古来より人々に大切にされてきた。京都の人々に長く大切にされてきた歴史を持ち、普段から森林浴や散歩にも適した、市民の憩いの場となっている。1994年に世界遺産として登録された。

URL http://www.shimogamo-jinja.or.jp/

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