トライやる・ウィーク企画 中学生とプロ音楽家の共同創作コンサート「マジック タンバリン」開催のお知らせ

2015 年 11 月 28 日

NPO法人子どもとアーティストの出会いは、TOA株式会社(本社:神戸市、井谷憲次社長)と協働し、トライやる・ウィーク(注1)の受入企画として、中学生とプロの音楽家の共同創作にコンサート「マジック タンバリン」を開催いたします。生徒の受入期間は2015年11月30日から12月4日、コンサート本番は12月4日(金)18:30より開演いたします。

TOAは、企業メセナ活動の一環として、1998年のトライやる・ウィーク初年度より、神戸市立港島中学校の生徒を受け入れ、プロの音楽家と中学生による音楽創作活動を行っています。今年は、タンバリン奏者の田島隆氏、アコーディオン奏者の鈴木みかこ氏をゲストに迎え、世界各地のタンバリンと、アコーディオン、吹奏楽器によるオリジナルの音楽作品を創作します。
プロの音楽家による導きが、生徒の豊かな表現力を開花させていく5日間。
最終日のコンサートにご来場のうえ、ぜひ生徒たちの取り組みの成果をご覧ください。


【開催概要】
主催: TOA株式会社
特別協力:株式会社ワールド
企画制作:株式会社ジーベック、
NPO法人子どもとアーティストの出会い
受入期間:2015年11月30日(月)~12月4日(金)
活動場所:TOA本社ビル内各施設
(神戸市中央区港島中町7-2-1)

<島っ子(注2)コンサート 「マジック タンバリン」>
日時: 2015年12月4日(金)
開場18:00 開演:18:30
入場: 無料(予約不要)
場所: TOAジーベックホール
(神戸市中央区港島中町7-2-1)
http://www.toa.co.jp/profile/network/map/toa_kobe.htm
出演: 神戸市立港島中学校2年生5名
田島隆(たじま・たかし)/タンバリン奏者
鈴木みかこ(すずき・みかこ)/アコーディオン奏者

※昨年度のトライやる・ウィーク活動風景をはじめ、
TOA株式会社の企業メセナ活動についてはTOAホームページ内
TOA Meet! Music! Concept」をご覧ください。

【アーティストプロフィール】
田島 隆(たじま・たかし)/タンバリン奏者
世界各国のタンバリンやフレームドラムを演奏する日本で唯一のタンバリン専門の演奏家。
幼少期より鍵盤楽器をはじめ管・弦・打そのほとんどの楽器を習得し、作曲も行う。また早くから自作楽器の製作も続け、15歳より自身のバンドにて独自のシステムでのライブを展開。20歳よりギタリスト、ドラマーとして演奏や音楽制作など多方面で活動するが、タンバリンに特化した音楽活動へとシフトする。これまでの経験を活かし、独自の奏法や数々のオリジナルタンバリンを製作するなど、タンバリンを使い 今までに無い方法論で音楽を表現する。その活動が認められ、毎年世界のトッププレイヤーがドイツへ集まり行われるフレームドラムフェスティバル「タンブリ・ムンディ」へ招待される。2015年より「タンバリン教」という新たなコンセプトを打ち出し、演奏•レクチャー•クイズ•儀式•撮影会など盛り沢山な内容を物語仕立てで120分ノンストップでお送りするスペシャル・エンターテインメント・ショーを東京を皮切りに名古屋、大阪など各地で開催し、そのユニークな発想でオーディエンスを獲得している。

鈴木みかこ(すずき・みかこ)/アコーディオン奏者
大阪出身、大阪在住。
幼少期より母にピアノを教わる。7歳から始めたクラシックバレエをきっかけにその後モダンバレエ、ジャズダンス、シアターダンス、ストリートダンス、コンテンポラリーダンス等様々なジャンルを経て独自のムーヴメントを生み出す。17歳でアコーディオンに出会いまた音楽との関わりが深まる。同時期より演劇やミュージカルにも興味を持ち、歌や芝居を学んで更に表現の幅を広げる。
2010年より本格的に活動を開始。現在関西を中心にダンサー、クロマティックアコーディオン奏者、時には役者としても舞台に立つ自由な表現スタイルを展開中。
2012年よりTOA Music Workshop「ANIMAL CONCERTO」のメンバー、「神戸布引音楽祭2014」「RICエコアートカプセル(2010〜2015)」出演、その他出演多数。

<注釈>
注1:トライやる・ウイークとは?
阪神・淡路大震災、神戸連続児童殺傷事件を機に、1998年より始められた兵庫県が行う全県的な教育行事。全公立中学校2年生が対象で、期間中生徒は学校に登校せず、近隣の企業や施設で社会体験を行う。生徒にどのような体験をさせるかは、受け入れ側に一任されている。

注2:島っ子
中学校所在地の「神戸市中央区港島中町」は、ポートアイランドと呼ばれる人工島に位置している。 島内では、生徒・児童は自らを「島っ子」と称している。

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